この記事からはついに北海道バイク一人旅ブログが始まります。青森県大間市からフェリーにのりついにカブは函館へ上陸します。
北海道バイク一人旅が幕を開ける
自宅のある神奈川県を出発し、カブは青森県大間フェリーターミナルにたどり着く。
約90分のフェリー旅を終え、ついにカブは北海道函館フェリーターミナルへと上陸しました。
ここから、稚内、宗谷岬、根室納沙布岬など、北海道バイク一人旅が始まります。まずは日本最北端の地、宗谷岬を目指すべく中継地点の札幌へと進路を向ける。
動画にもまとめました。
函館から札幌への移動で北海道の広さを実感させられる
カブが降り立ったのは函館フェリーターミナル。茨城県の大洗からフェリーに乗ると苫小牧着、新潟から乗ると小樽につくようです。(上記写真は大間フェリーターミナル)
今回選んだのは青森県大間からの乗船。ちなみに青森市からの乗船でも函館フェリーターミナルとなります。
大間発のフェリーであれば北海道への最短フェリールートなり、乗船時間は約90分で料金はバイクと人間を含めて約3200円。
予算の少ない人であれば、大間まで自走することをお勧めします。
日本最北端の地を函館から目指すにはまずは札幌方面へと走らなくてはいけませんが、その途中で初めて北海道の広さを実感させられます。
函館市内に掲げられた案内標識には「札幌264㌔」の看板。あまり下調べもせず、北海道の地理に疎い自分は札幌と函館は隣町程度の認識でいました。
今思うと恥ずかしい限りですが、内地の人間にとってはその程度の認識なのです。
ですから、時々ツイッターやネットで話題になる本州住みの人間が考える北海道旅行の予定に対し、道民や出身者が苦言する気持ちがこの時は分かった様な気がしました。
北海道民でも知らない北海道のガソリンスタンド事情
北海道はとても広いですから、バイクで一人旅をするとなると一番の心配はガソリンスタンドの有無です。
函館に上陸してから、真っ先に行ったのはガソリンスタンドです。函館は割と栄えておりガソリンスタンドはすぐに見つけることができましたし、数件が店舗を構えていました。
そこのガソリンスタンドで店員さんに、
「これから宗谷岬方面へ行くのですがが、24時間やっている最後のガソリンスタンドがある地域はどこですか」
と尋ねると、「おそらく札幌か旭川より以北はないと思います」
そのような答えが返って来ました。続いてその店員さんは、
「あっちの方面のことはよくわかりません」…
おそらく、この言葉は意地悪ではなく本当のことなのだろう。なんせ函館から札幌までで260キロ離れているのです。
自分が住んでいる神奈川県を基準にして考えてみると、福島県の白河付近まで離れていることになります。
ですから、自分の自宅付近で旅行者に、白河に24時間のガソリンスタンドはありますか?と聞かれたところで、「わからない」と答えると思います。
さらに、宗谷岬や稚内となると函館からは約650キロ離れています。
自分の自宅の神奈川県を基準とすると、岡山県の浅口市と言うところまで離れているそうです。もう完全に知らない土地の話です。
浅口市に24時間のガソリンスタンドはありますか?と聞かれても知らんがな、と言います。
ですから、北海道内といえど道民ですら、よその地域といった感じです。
とりあえず、北海道で一番の繁華街札幌市までは何とかなるだろうと思い、進路を札幌に向けるのであった。
ちなみに今回のツーリングでは予備のガソリンを携行缶に3リッター持って行った。
その後は途中の八雲で北海道上陸後初の食事を焼肉に決めて堪能した。
北海道バイク一人旅2日目は雨の札幌市から出発
八雲で焼き肉を堪能した後はひたすら札幌を目指して走る。札幌についた時には当たりの景色はすっかりと夜になってしまっていた。
八雲地区を抜けてからはずっと雨に降られており、札幌につく頃にはかなりの体力を消耗していた。
札幌市にある24時間営業のファミレスで休憩&食事を済ませた後、睡魔に襲われ、少し目を閉じて休憩したつもりが、目を開けると辺りは朝の風景に変わっていた。
そして、札幌の通勤風景は朝から雨模様。
このままファミレスに長居するわけにもいかないので、身支度をし進路を宗谷岬へと走り出すのであった。
このコメントはテストd巣