カブはノーマルのままでは荷物を積む場所がほとんどない。ゆえに汎用性が高く、この記事で紹介している方法では安く簡単にカブの積載量をアップさせる方法を記事にしている。
まず、筆者はカブ90に乗っているが、タイトルを90限定にしてしまうと、カブ50に乗っているオーナーにスルーされる原因となるためカブ50としたことを承知してほしい。
予想だが、カブ50の方が免許制度の関係もあり、全体的に乗っているユーザーも多いと考えたからだ。
この記事で紹介している方法は、どちらでも使える方法で汎用性が高い内容となっている。
前途のとおりカブには殆ど荷物を積む場所が備わっていないため、オーナー自身で箱や籠を取り付けることが一般的だ。
そこで、筆者が自身のカブに施している、積載量アップの方法を紹介していこう。
カブに前カゴを付ける
やはりカブの積載量アップの定番といえば、前にカゴを付けることだろう。
ツーリングや遠出にする際に積む荷物にはあまり適さないが、近所の買い物やチョットした出先で購入した物などを積載するには十分役に立つアイテムだ。
値段も2000円ほど位で購入することができ、取り付けも特殊な工具など必要なく、基本的にドライバーが1本あれば取り付けることができる。
バイク初心者や家具の組み立てなどが苦手な女性でも簡単に取り付けられる。
デメリットは、前かごには一般的に蓋が付いていないことが殆どなので、荷物の飛び出しに注意しないといけない。
一応、荷物を押さえつけるための抑えがついているが、リュックサック程度の大きさくらいの物でないと、隙間から飛びだしてしまう可能性がある。
なので前かごには、かごの上面全体を覆う網ネットが有った方が安心できるだろう。
カゴを取り付けるためには「キャリア」と呼ばれる台座が必要なので、キャリアがついていない場合は別途用意しよう。
カブの後ろにアイリスオーヤマ製の箱を付ける
前かごの次にカブの積載量を増やす手段としては、後ろに箱をつけることだろう。
見出しにアイリスオーヤマ製の箱と書いたのには訳がある。それは簡単に工具いらずで固定する方法があるからだ。
RVBOXカギ付460と呼ばれている箱だ。通称「ホムセン箱」とも呼ばれている。
その名の通りホームセンターで入手できる。
この箱は鍵もついているので荷物の盗難防止にもなるし、何より取り付けに工具がいらないというのが本当にありがたい。
箱自体にベルトを通す用の穴が開いており、荷台にベルトを使って固定することができる。もちろん取り外しもベルトを緩めるだけなので簡単だ。
僕みたいな面倒臭がり屋はとてもありがたい商品だ。
容量もフルフェイスヘルメットが丸ごと入れられるくらいの大きさがあるので、前かごとは違い、それなりの量の買い物にも対応できる。
また、泊りのツーリングでも衣類や工具を積むこともできるくらいには広い。
ホームセンターで値段も3000円ほどで購入できるので、カブの積載量アップには外せないアイテムの1つだ。
カブならでは!あると便利インナーラック
最後に紹介するのはカブならではの装備と言っていいだろう。カウルの内側膝下に設置できる「インナーラック」だ。
インナーラックには大きな物を積んだりはできないが、手袋やサングラス、ペットボトル飲料などの小物類を収納することができるのでチョイ使いにとても便利だ。
まさに初期の収納が少ないカブのために考えられたアイテムといってもいいだろう。
ひざ元にラックを設置するとなると邪魔に感じるかもしれないが、実際には乗り降りや走行に全く支障をきたすことはないほどスリムなので安心だ。
注意点としては、カブのレッグガードといわれる白いカウルの内壁を利用するラックのため、膝が隠れないタイプのカウルに交換されている車両には使えない。
価格も2000円ほどで購入可能だ。
一般的なバイク用品店では入手することは難しいのでネットで注文しよう。
カブ積載量アップのまとめ
カブは初期の状態ではほとんど荷物を積むことはできないが、アイディア次第では汎用性が高い積み方もできる。
箱をつけて手軽に一気に積載量を上げることができるのもカブの魅力だ。
自身の使い方にあった方法を選択してほしい。
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