カブ以前のバイク歴
カブに乗り始めるきっかけ。
初めてカブに乗り絶望する。
晴れてカブ主にはなったが、初めに書いたようにカブへの印象はあまり良いとは言えなかった。
が自転車通勤よりは遥かにマシになるだろうとは思ったがカブに乗り絶望する。
まず、今まで普通のマニュアル車しか乗ってこなかった管理人にとってはカブ特有のロータリー式のギアチェンジが恐ろしく難しく感じた。
また、クラッチレーバーによる操作もない。それなのにエンストはしない。なんとも違和感しか感じない操作方法に慣れるまでには大部時間がかかったのは言うまでもない。
初めてカブに乗る人は必ずと言っていいほど通る鬼門なのだろう。
そして、想像を絶するほどの圧倒的パワー不足にも悩まされた。信号待ちからのスタートではスクーターにも負ける。
車の流れには当然のことながら乗れないし、そもそも50ccなので30キロ制限があるがアクセルを全開にしても速度違反では止められることはないであろう最高速であった。
はじめは「通勤だけ」と割り切ってはいたが当時そのほかに足がなかった私にも欲は出てくる。バイクは好きだし、ツーリングも好きだ。
一時期バイクが無かったことによりツーリングも行けてはいない…
「しかし今ならカブがあるじゃないか」そう思ったのが間違いだと私は気づいていなかった。
50ccカブでツーリングに行きやはり絶望する
私が好きなツーリングスタイルは、下道での長距離。
青看板オンリーのツーリングが圧倒的に多く高速道路を使うことは殆どない。だから、カブが下道しか走れないことには何ら問題は無かった。が、選ぶルートに問題があった。
以前ユーチューブで見た水曜どうでしょうという番組でカブで東京から北海道を目指そうという企画があった。
その途中に群馬県と新潟県を通る三国峠という所があるのだが私は新潟県に行ったことがなく、どうせなら同じルートを走ってみようと決めたのである。
そして、二度と50ccのカブではツーリングに行くことはなかった…
カブをボアアップして80ccへ。
先のツーリングで私はカブにさらに絶望した。
主要国道では常にほかの車に追い抜かされるたびに恐怖を感じ、2車線であれば救われるが1車線しか無いところでは常に気を使わなければならない。
峠道では2速または1速でなければ速度を維持することができず、当時乗っていたカブは4足であったが、4足の出番はなかった。
4速3速では減速してしまうので困ったものであった。
あまりにも非力で遅いので、これでは純粋にツーリングに集中できない。
そう思いボアアップをすることを決定した。
仕様はカブのみならず4ミニで定番の仕様。
80cc
ハイカム
Fスプロケット1丁増し
ビッグキャブ
おかげで30キロ規制と二段階右折も無くなり車の流れにも乗れるようになった。
坂道も減速することなく上れるようになり大満足であった。
パワーアップさせると気になるのが最高速である。
私は何度も最高速アタックを繰り返し、下り坂でもメーターを振り切るほどになったが、ある日突然エンジンは停止。
原因は腰下のノーマル部品が耐えられず、コンロッドが逝ってしまった。
修理することも考えたが私の手には負えず、また自転車通勤に戻るのも嫌なためすぐに足が必要だ。
そして近所で2台目のカブを手に入れた。今度は純正で80ccのため各部品の耐久性も問題なし。
今ではFスプロケットを1丁増しにして普通に乗っている。
カブログのこれから
以上がザックリとした私のバイク歴とカブ歴です。
これからはカブ同様にのんびり備忘録的にブログを更新していく。
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