交換時期では無いけどカブのオイル交換をした理由?

目安時間:約 10分

前のオイル交換時期から走行距離は少ないもののオイル交換をした理由と様子を記事にしています。

 

オイル交換時期は3000キロまたは3ヶ月に1回

カブに限った話ではありませんが、バイクのオイル交換時期については見出しにも書いたように3000キロ又は3ヶ月程度に1回を推奨されていることが多い。

 

乗り方や環境にも左右されるかもしれないが、上記の時期でオイル交換していれば重大な問題を引き起こすような事態にはまずなることはないでしょう。

 

趣味として乗ってる人や、こだわりが有る人はもう少し早い頻度で交換する人もいるみたいだが、日常生活の足として所有しているのあれば3000キロまたは3か月で良いと僕も思っている。

 

で、自分のカブの場合は前回のオイル交換から走行距離にして約1500キロほど。推奨されている走行距離の約半分しか走っていない。

 

にもかかわらず、オイル交換をしたのは走行距離ではなく3ヶ月に1回の期間の方を忘れてしまったためだ。

 

マメな人であればしっかりと個人的に整備記録をつけているかもしれないが、僕はマメではなくむしろズボラな方と言って良い。それも極端な面倒くさがりだ。

 

乗るのは好きだがイジるのは面倒。

 

そんな自分でも先日ふと思い返してみると、「オイルいつ変えたっけ?買ってから1回位しかかえてないよな?前回は確か純正の低グレードオイルだよな?」

 

確実に言えることは3ヶ月なんて期間はとうのとっくに過ぎているし、それが半年前なのか?何か月前なのか見当もつかない。

 

不安ばかりが込み上げてきたので重い腰を上げてオイル交換をすることにした。

 

やることは簡単なのだが腰が重い…

 

実際のオイル交換のやり方

ここからは先日のオイル交換の風景を紹介してこう。

 

まずはオイルを交換する前には近所を5分くらい走って来ると良いだろう。理由はオイルは走って温めると柔らかくなるためオイルが抜けやすくなるからだ。

 

 

 

車体右側からエンジンの下側を除くと手前側に来る大き目のボルトがオイルを抜くための穴を塞いでいるボルトだ。このボルトを抜くとオイルが排出される。

 

 

 

ボルトを抜く前にはエンジンの下にオイル処理用の箱を準備しておくのを忘れずに。

 

トレーなどで受け止めてもいが、僕は掃除が嫌いなため市販の廃油用の箱をホームセンターで購入した。

 

この箱はそのまま燃えるゴミとして処理できるため手間も少なく便利。

 

カブのエンジンオイルは少量のため1度で箱を捨ててしまうのは勿体ないため複数回使うことにした。

 

準備ができたら先ほどのボルトを外してオイルを抜いていこう。

 

この時は火傷に注意しよう。ボルトを回すときは少しだけ抑えつけるようにしながら回すと抜ける直前の感覚がわかりやすい。

 

 

オイルが排出され始めたらオイルを入れる所の蓋を外しておこう。蓋の位置は車体に跨ったときに右の足元あたりにある摘まみの付いたキャップだ。

 

蓋を外す理由は空気が入ることによってオイルが抜けやすくなるからだ。あとはオイルが抜けるまで待機だ。

 

 

オイルが抜けたらエンジン内に残っているオイルを抜くために車体を右に傾けたり、キックペダルを下げたりを何回か繰り返すと残油が出てくるのでやってみよう。

 

残油までぬけたらボルトを締めよう。この時ボルトについている金属の輪っかの部品がある。

 

この輪っかの部品は柔らかい金属でできてて、ボルトを締め込むことによって潰れてボルトの隙間からオイルが漏れてくるのを防ぐといった役割をしている。

 

そのため毎回の交換が推奨されているが、よほど変形していなければ使いまわしても大丈夫と僕は思っている。

 

が、自己責任のため、あなたは毎回交換することをおススメしておく

 

ボルトを締めたらオイルを入れてこう。カブのオイル量は僕のスーパーカブ90で、全容量0.8リットル、交換時0.6リットル。

 

入れすぎたら抜けばいいだけの話なので、重大なミスではないのだがなんせ抜くのが面倒である。

 

先ほどのボルトを外してまたオイルを抜かなくてはいけないし、ボルト側から抜いたのでは微調整も難しい。

 

オイルを入れるところからポンプで吸い上げてもいいのだろうが、いずれにしても手間が増えるのは面倒。

 

なのではじめは規定量よりも少なく計量して足りない分はチョットずつ足していく方が良い。なので僕は始めは500mlを用意した。

 

オイルの量の適正量と現在量のはかり方はオイルを入れる所に着いていたキャップでの先端部分で量ることができるようになっている。

 

少なめに計量したオイルを入れたら先ほどのキャップを一度差し込んでみてほしい。カブに限定されるかどうかは分からないがキャップは締めこまなくても大丈夫だ。

 

あくまで差し込むだけでOK。

 

 

 

オイルを入れるところに付いているキャップの先端部を見てみると、網目状になっている部分がある。

 

この網目状の真ん中から少し上くらいの範囲でオイルが付着していれば適性の範囲内だ。

 

適正範囲でオイルが入っていることが確認出来たら後はキャップを閉めて作業は終了。後片付けをしよう。

 

今回カブに入れたオイルの種類

初めて自分でオイル交換する時に心配になるかもしれないが、カブだからと言ってホンダ純正のオイルを必ず入れないといけないということはない。

 

カブにヤマハのオイルを入れても大丈夫だし川崎のオイルを入れても大丈夫だ。

 

「どのオイルが良いか?…」

 

バイクや車を趣味で乗っている人の間では度々論争が起こるし、これから先も永遠に解決できない題材だと僕は思ってる…

 

オイルの良し悪しなんてのは個人の好き嫌いに寄ると思っているからだ。

 

こんなこと書いたらオイルマニアの人からは多数の突っ込みを貰うだろうが、もし人に、「どのオイル入れたらいいですかね?」と聞かれたら、

 

特にこだわりが無いのであればホンダ純正のウルトラG1入れとけよ」の一言である。

 

なんなら「2輪用で4サイクル用であれば好きなの入れたら良いんじゃない?」である。

 

決して蔑ろにしているのではく、無難だからだ。

 

僕自身オイルにはあまりこだわりはないし、同じオイルを銘柄指定して使っているわけでもなく、気分や謳い文句に興味を持ったりしたら都度ちがうオイルをれている。

 

だから、純正オイルを入れる事も高性能オイルを入れる事も否定したり推奨したりしない。

 

そのうえで今回入れたのがヤマハのオイルだ。

 

 

ヤマハの2輪オイルは昔から定評があるのは知っていたが使ったことはなかったので今回チョイスした。乗り味的には可もなく不可もなく至って普通だ。

 

詳細な感想は別記事にする。

 

交換時期を過ぎたオイルを変えるとやっぱり良い。

乗り味的には至って普通なのだが、やはり新しオイルに変えるのは良い。

 

というのも、オイルの性能がどうこうよりも、精神的に気分が良くなる。

 

また、古いオイルから新しオイルに変えることによってエンジン音がとても静かになるのだ。

 

これは純正、高性能オイルどちらに限らず、粘度を失った古いオイルから粘度のある新しオイルに変えれば当然なことなのだが気分が良い。

 

今回も古いオイルの時にはエンジン内で部品同士が擦れ合う音がガチャガチャとにぎやかにしていたが、新しオイルに交換することによってとてもジェントルな音を奏でるようになった。

 

まとめ

オイルの種類は特にこだわりがないが、やはりオイル交換の時期や頻度についての大切さは改めて認識させられるほどだ。

 

今までは整備記録などはつけていなかったが、ブログを活用して記録に残しておこうと思う。

 

 

2020年8月22日オイル交換実施。

 

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